
「庭木を自分で剪定してみよう!」と意気込んで始めたものの、終わってみれば形がガタガタ…そんな経験はありませんか?
実は自分で剪定する場合の注意点を知らずに作業してしまうと、木が枯れたり害虫の被害に遭ったりと、大きなトラブルにつながることも。
今回は、**実際によくある失敗例をもとに「自分で剪定する場合の注意点」**をわかりやすく解説します。
失敗例①:切りすぎてしまった(強剪定のしすぎ)
よくあるケース
「もっとスッキリさせたい!」と、つい深く切りすぎてしまう。
問題点
枝や葉が減りすぎると、光合成ができずに木が弱ってしまう原因に。最悪の場合、枯れてしまうことも。
対処法
剪定は全体の2~3割程度にとどめるのが基本。特に初心者は**“少し残す”意識**を持ちましょう。
失敗例②:枝を適当に切ったら不自然な形に
よくあるケース
「とりあえず邪魔なところだけカット」。結果、アンバランスな形になってしまった。
問題点
見た目が悪くなるだけでなく、風通しも悪くなり、害虫や病気の原因になります。
対処法
剪定前に「どの枝を残すか」を見極めておくこと。自然な樹形を意識しながら整えるのがポイントです。
失敗例③:剪定の時期が間違っていた
よくあるケース
気が向いたときに剪定した結果、花が咲かない、実がならない…
問題点
植物には剪定に適した時期があります。これを間違えると、樹木の生育に悪影響を及ぼします。
対処法
・春に花が咲く木は花が終わった直後
・常緑樹や落葉樹は休眠期の冬~初春
など、樹種ごとの適期を必ず確認しましょう。
失敗例④:剪定後に枯れこんでしまった
よくあるケース
切り口から病気に感染した、日差しが当たりすぎて枯れた
問題点
切り口が大きい場合や雑菌がついている道具を使うと、剪定後に木が傷みます。
対処法
・清潔な剪定ばさみを使用
・切り口が大きい場合は癒合剤(殺菌剤入り)を塗る
・日差しが強い時期は避ける
失敗例⑤:脚立から落下してケガをした
よくあるケース
高い枝を切ろうとしてバランスを崩し、転倒・骨折する事故が毎年報告されています。
問題点
安全対策が不十分なまま作業すると、命に関わる事故にもなりかねません。
対処法
・必ず安定した脚立を使う
・二人以上で作業し、一人は脚立を支える
・作業中は手袋・ヘルメットの着用も推奨
自分で剪定する場合の注意点まとめ

ここまで紹介してきたように、自分で剪定する場合の注意点は数多くあります。剪定は見た目を整えるだけでなく、樹木の健康を保ち、庭全体のバランスを保つ重要な作業です。
失敗しないためには以下のポイントを押さえましょう。
- 切りすぎない(2〜3割まで)
- 自然な形を意識する
- 剪定時期は木の種類に合わせて
- 清潔な道具で処理し、切り口ケアも忘れずに
- 高所作業では安全第一!
自分で剪定に挑戦するのは素晴らしいことですが、「ちょっと不安だな」「高いところは危険だな」と感じたら、プロの植木屋に依頼することも選択肢の一つです。
横浜・神奈川・東京でご検討ならぜひお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちら
最後にもう一度強調します。
自分で剪定する場合の注意点をしっかり押さえ、安全かつきれいな庭づくりを楽しみましょう。

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